About Yusuke Shibata (HULS GALLERY TOKYO)

柴田裕介。HULS GALLERY TOKYO代表。1981年生まれ。立教大学社会学科卒。日本工芸の国際展開を専門とし、クリエイティブ・ビジネス面の双方における企画・プロデュースを行っている。日本工芸ギャラリー「HULS GALLERY TOKYO」「HULS GALLERY SINGAPORE」のキュレーション全てを手がけ、東京とシンガポールを拠点に活動を行う。またオンラインメディア「KOGEI STANDARD」の編集や工芸ブランド「KORAI」のブランドプロデュースも行っている。

年末年始営業のお知らせ

HULS GALLERY TOKYO は、年内は12月30日(土)午後5時まで、新年は1月5日(金)午前10時より営業いたします。 年明け最初の企画展は、1月19日(金)より岐阜県の木工家・川合優さんと、三重県の陶芸家・谷本貴さんの二人展を開催予定です。来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

2023-12-25T14:54:17+09:002023/12/25|

川合優・谷本貴 二人展 『工芸と深呼吸』開催のお知らせ

岐阜県の木工家・川合優さんと、三重県の陶芸家・谷本貴さんの初めての二人展を開催いたします。 テーマは「深呼吸」。人はパソコンやスマートフォンを見ているとき、無意識のうちに呼吸が浅くなったり、息を止めてしまったりすることがあると言われています。そんな忙しい現代社会で、工芸が果たす役割とは何でしょうか。まずは一休みして二人の作品に触れ、木の香りや土の手ざわりを感じ、深呼吸をしてみてください。   ■ 川合優・谷本貴 二人展 『工芸と深呼吸』 会期:2024 年 1 [...]

2024-01-13T11:23:15+09:002023/12/22|

漆芸 田中瑛子 作品展『Art & Object』開催のお知らせ

石川県加賀市を拠点とする漆芸作家、田中瑛子さんの個展を開催いたします。本展では、「塊」をテーマとした新作を展示販売いたします。田中さんにとって「塊」とは、削ることを最小限にした物体を意味し、その形は作品づくりにおけるイメージの原点となり、蓋物や食器へ、あるいはオブジェへと発展していきます。今までにないテクスチャ表現もご覧いただける展示です。皆さまのご来場をお待ちしております。 会期:2023年12月8日(金)〜12月23日(土)*日・祝は休み 会場:HULS GALLERY TOKYO (東京・赤坂) 営業時間:10:00〜18:30  作家在廊予定日:12月8日(金)・9日(土) *開催内容は変更となる可能性もございます。最新情報は本サイトもしくは SNS [...]

2023-11-13T12:12:07+09:002023/11/13|

『オンライン酒器展2023』開催のお知らせ

HULS Gallery Tokyo では3回目となる酒器展。今回は場所を問わずより多くの方にお楽しみいただきたく、オンラインストア限定で開催いたします。初掲載の作家を含めて、28名の作り手による陶磁器、漆器、ガラスのぐい呑や片口などを掲載予定です。小さな器のなかにそれぞれの世界観や受け継いできた伝統が凝縮された、多彩な酒器が集まります。とっておきの一点を探しに、ぜひオンラインストアをのぞいてみてください。 会期:2023 年 11 月 1 日(水)~ [...]

2023-10-26T14:31:16+09:002023/10/24|

谷村丹後 個展『一日一福 - 茶筅を日常に』開催のお知らせ

茶筅は消耗品ながら替えのきかない茶の湯の必需品で、その良し悪しはお茶の味を左右すると言われます。奈良県高山で室町時代に始まった茶筅作りの技術を現代に受け継ぐ谷村丹後さんは、裏千家と武者小路千家の家元が指名する一級品を作る茶筅師です。さらなる美と使いやすさを追求するかたわら、現代の需要に合わせた茶筅の知識を広める姿は、近年メディアや海外からも注目を集めています。しなやかで弾力があり、きめ細かいお茶が点てやすい谷村さんの茶筅は、気軽にお茶を楽しみたい方にもおすすめです。本展では茶筅の他に茶杓や花器などの竹工作品を展覧いたします。日常の一服をより豊かにするこだわりの茶道具を見つけに、ぜひお越しください。 会期:2023 年 11 月 10 日(金)~ 25 日(土)*日・祝は休み 会場:HULS [...]

2023-10-26T14:28:07+09:002023/10/17|

中里健太 作品展『Growing』開催のお知らせ

佐賀県唐津・見借の山間に佇む「隆太窯」で、祖父・中里隆さん、父・中里太亀さんとともに作陶に励む中里健太さんの個展を開催します。唐津焼の伝統を受け継ぎ、使い心地の良さを追求する健太さんの伸びやかな作品は、日々の暮らしや食卓を一層豊かにしてくれるものです。昨今の目覚ましい成長ぶりからは、作陶を心から楽しむ健太さんの生き生きとしたエネルギーが感じられます。実り豊かな秋、美しさと実用性が調和した作品をご堪能いただき、末頼もしい作家の陶芸の世界に触れてみてください。 会期:2023 年 10 月 6 日(金)~ 2023 年 10 [...]

2023-10-24T11:26:42+09:002023/09/09|

李荘窯 寺内信二 作品展 『百碗百様』開催のお知らせ

有田焼窯元「李荘窯」当主、寺内信二氏の手仕事に焦点を当てた企画展を開催いたします。今年で5回目を迎える本展では、古伊万里に学び、窯業の傍ら自ら絵筆を手に取り、土に向き合い続ける寺内氏の一点ものの磁器作品を紹介しています。今回の展示の見どころは、生活の器をテーマに制作した、100点にも及ぶ多種多彩な碗の数々です。寺内氏の自由闊達な感性が響く作品をお楽しみください。 会期:2023 年 9 月 8 日(金)~ 22日(金)*日・祝は休み  営業時間:10:00 ~ [...]

2023-10-24T11:27:01+09:002023/08/24|

徳永榮二郎 作品展『邂逅カイコウ―まだ見ぬ景色を求めて―』開催のお知らせ

有田で作陶する徳永榮二郎さんは、磁器産地の中心で、土ものの作品を作り続ける特異な存在です。炭化焼成による深みのある景色と、多彩な釉薬表現が徳永さんの作品の魅力。使う側の視点によってさまざまな表情を見せてくれます。本展では、定番の炭化焼成の酒器に加え、涼しげな青萩釉の器や新作の旅茶碗など、数多くの作品を取り揃えて展示販売いたします。鑑賞する楽しみと実用性を兼ね備えた器をぜひご覧ください。 会期:2023 年 8 月 18 日(金)~ 29 日(火)*日・祝は休み 会場:HULS [...]

2023-10-24T11:27:14+09:002023/07/27|

日本料理とうつわ

新たな土地を訪れるたび、その土地ならではの料理に出逢う。食というのは、国や土地ごとに異なる文化があり、さらには一つ一つの家庭にもそれぞれの味がある。日本には日本料理があり、日本各地の風土やおもてなしの精神とともに、外国人にとって日本への旅行の際の大きな魅力の一つとなっている。 料理は、うつわに盛りつけて食べるものである。ただ栄養のために食すだけなら、調理した鍋からそのまま食べても良いのだが、うつわに盛りつけるという行為は、人々の食事にとって大切なものなのであろう。日本のうつわは、陶磁器や漆器、ガラスに金工など、さまざまな素材からできていて、うつわへの盛りつけにも、独特の美学が備わっている。 日本料理は引き算 日本料理の美学は「引き算」をすることだと言われる。日本料理というのは、えぐみや臭みを引く下拵えを丁寧に行うことで、素材そのものの香りや味を最大限に引き出すことを特徴とする。出汁についても「出汁を引く」という言葉があるように、昆布や鰹節などから旨みを引き出すことが重要とされている。 料理における引き算という考え方は、フランス料理のように、ソースを足すことで味に深みを与えていく料理とは大きく異なる点である。季節ごとに新鮮な食材が豊富に手に入り、素材の味を楽しむことを基本とする日本料理ならではの美学とも言える。 一汁三菜 日本料理においては、「一汁三菜」という言葉があり、米と汁ものを基本として、魚などの主食に副菜を二点添えることを言う。一汁三菜は、もともとは本膳料理の一形式であったが、家庭料理においても、日本人にとっては親しみ深い食卓の風景となっている。 この一汁三菜という形式は、大皿から取り分ける食事とは異なり、日本らしいうつわの文化も育んできた。向付(むこうづけ)という言葉は、懐石料理で出される刺身や酢の物のことを意味するが、飯碗や汁椀の向こう側に置かれるために「向付」と言われる。この言葉は、料理だけでなく、うつわのことも指し、向付にはさまざまな色や形のものがあり、向付には料理人や使い手の個性が表れやすい。 また、日本は四季があることで、衣服だけでなく、うつわにも季節ごとの衣替えがあり、料亭では季節が変わるたびにうつわを変えるのが一般的であり、日本らしいうつわの文化と言えるであろう。夏にはガラスや青磁のうつわ、冬には漆器が合う。酒器も、暖かい季節には薄手の片口が良いが、冬にはやきしめの徳利を楽しみたい。現代の暮らしでは、一年は季節を楽しむ余裕もなく、あっという間に過ぎ去っていくが、食卓にうつわの変化を取り入れることで、単調な暮らしに彩りを与えることができる。 うつわは料理の着物 [...]

2023-06-30T10:21:46+09:002023/06/30|
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