数ある陶芸作品の中でも、作家自身の哲学を深く映し出している「抹茶碗」。千利休によって大成された「茶の湯」の文化は、茶道具や茶室の細部にまで美意識を持ち込む総合芸術として、今でも多くの人々に影響を与えています。そうした茶の文化とともに、抹茶碗も、抹茶をいただく道具でありながら、一つの芸術作品として、世界にその名が広まろうとしています。
主な取り扱い茶碗作家(五十音順): 加藤亮太郎(美濃)、木村展之(京都)、澤克典(信楽)、田原崇雄(萩)、徳永榮二郎(有田)、藤田祥(備前)、中里太亀(唐津)、三藤るい(唐津)、山口真人(瀬戸)