日本工芸のギャラリー・HULS Gallery Tokyoでは、11月25日(水)より、常滑焼の伝統工芸士である甚秋陶苑・伊藤成二氏の個展を開催いたします。伊勢湾に面した、質の高い土が採れる愛知県・常滑の地で、伊藤氏は50年もの間、急須をつくり続けてきました。その精緻なろくろの技で生み出された作品は、私たちの生活の中に、自然の美と心地良さを運んでくれます。

今回の個展では、お茶の味をまろやかにするとされ、古くから日本人に親しまれてきた朱泥の急須をはじめ、デザイン性においても定評のある伊藤氏手づくりの茶器を多数取り揃え、展示販売いたします。注がれるお茶の最後の一滴にまで思いを巡らせつくられた茶器で、日々のお茶を和やかにお楽しみください。

同時に、伊藤氏が代表を務める、常滑焼の可能性を再発見するための「盤プロジェクト」による新しい器もご紹介いたします。ぜひこの機会にご来店くださいませ。

甚秋陶苑・伊藤成二 個展「土と海の常滑焼」
同時開催 盤プロジェクト展
日時:2020年11月25日(水) – 2020年12月12日(土)*日・祝は休業 
会場:HULS GALLERY TOKYO
在廊予定:
■伊藤成二氏 11月27日(金)午後 / 28日(土)終日
*当日、下記の時間にお越しのお客様に、伊藤氏自ら美味しいお茶の淹れ方をレクチャーします。
(11:00~) / 14:00~ / 16:00~ *()は28日のみ
■盤プロジェクト・久田貴久氏(佳窯) *今回の在廊は中止となりました。
※在廊日は予告無く変更となる可能性がございます。

12月5日(土)14:00からオンラインイベントの開催も予定しております。
詳細が決まり次第、ギャラリーウェブサイトにてお知らせいたします。

– 甚秋陶苑 伊藤成二氏 プロフィール -
1949年 常滑市生まれ
1970年 作陶活動を開始
国内での活動の他、近年は台湾のお茶会イベントなどにも参加。中国・宜興市で開催された「第1回ワールドセラミックティーポットコンペティション」では銀賞を受賞するなど、海外での活躍も広がっている。

・甚秋陶苑 紹介ページ
https://www.kogeistandard.com/jp/company/jinshutouen/