有田焼窯元「李荘窯」当主、寺内信二氏の手仕事に焦点を当てた企画展を開催いたします。今年で5回目を迎える本展では、古伊万里に学び、窯業の傍ら自ら絵筆を手に取り、土に向き合い続ける寺内氏の一点ものの磁器作品を紹介しています。今回の展示の見どころは、生活の器をテーマに制作した、100点にも及ぶ多種多彩な碗の数々です。寺内氏の自由闊達な感性が響く作品をお楽しみください。
会期:2023 年 9 月 8 日(金)~ 22日(金)*日・祝は休み
営業時間:10:00 ~ 18:30
開催場所:HULS Gallery Tokyo (赤坂・六本木)
*作家在廊日:9 月 8 日(金)、9 月 9 日(土)
■ 寺内信二氏プロフィール
1962年 佐賀県有田町に生まれる
1985年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業
1988年(有)李荘窯業所入社 古伊万里の研究・再現に入る
2015年 第112回九州山口陶磁展(現:有田国際陶磁展)第1位・経済産業大臣賞受賞
その後毎年入賞
李荘窯の4代目当主として、時代に左右されない美しいかたちを有田焼の伝統と品質で表現し続けながら、国内外のトップシェフとのコラボレーションを精力的に行っている。