石川県加賀市を拠点とする、木地師で漆芸作家の田中瑛子さん。材料の準備から塗りの仕上げまで、全てをご自身の手で行っています。その高度な木地挽きの技術で生み出される曲線美と黒と赤の漆による艶やかな世界観は、夜の闇が明けていくような余情に満たされています。本展示では、日々の時間を楽しむためのぐい呑やカップ、バーなどプロ向けの酒器に加え、アートパネルの展示販売を行います。ご来場の上、漆の豊かな表現を間近でご覧ください。

漆芸 田中瑛子 作品展「暁まで」
会期:2021 年12 月10 日(金)~ 25 日(土)*日・祝は休業
会場:HULS GALLERY TOKYO(赤坂・六本木)
営業時間:10:00 ~ 18:30 
作家在廊予定日:12 月17 日(金)・12 月18 日(土)・12 月 20 日(月)

※12月15日(水)19:00より、オンライン(Zoom)で作家のアトリエ訪問を開催します。
詳細は当サイトおよび SNS にてお知らせいたします。

■ 田中瑛子氏プロフィール(https://eikotanaka.com/

石川県加賀市在住の漆芸作家/木地師。中嶋虎男氏に師事し、木地挽きから漆塗りまでを手がける。独自の感性で事象の二面性を捉え、美しい形姿の作品を生み出している。

1983年 愛知県生まれ
2005年 愛知教育大学造形文化コース漆芸専攻卒
2010年 石川県挽物轆轤技術研修所専門コース卒業
2012年 独立「工房あかとき」設立 以後、東京、NY、インドネシア、コロンビア、台湾、ドイツ、オランダ、シンガポール、タイ等で展示、技術指導など活動を広げる
2019年 加賀市に「Gallery and Salon 漏刻」をオープン、HULS GALLERY TOKYO にて個展開催
2021年 The American Association of Woodturners 15th Annual POP Exhibition and Auction に招待出品、第17回 KAJIMA 彫刻コンクール 模型入選