HULS Gallery Tokyo で行われる李荘窯 寺内信二 作品展「泉山への回帰」の開催に伴い、オンラインにてトークセッションを開催いたします。
有田焼の産地として知られる、佐賀県有田町。1616年にその地で磁器の原料となる泉山陶石が発見され、日本で初めて磁器の生産が始まりました。日本の磁器と有田焼の原点とも言えるこの原料ですが、現在ではほどんど使われていません。有田焼の原料は天草陶土に取って代わられました。四代続く有田焼窯元の当主である寺内さんの視点で、産地の資源に再び光を当てる、サステナブルな取り組みについてお話いただきます。
■開催日時:2021年11月19日(金) 19時-20時30分(事前登録制・無料)
■ゲスト:
・寺内信二さん(李荘窯 代表)
■ファシリテーター:
・柴田裕介(HULS GALLERY 代表)
■トーク内容:
1/作家の活動紹介と展示案内 (20分)
2/泉山陶土の再生プロジェクト(30分)
3/デザインの力で資源を有効活用〜天草陶土の課題と持続可能性(30分)
4/質疑応答(10分)
■参加方法:
Zoomウェビナーでの開催となります。事前に以下のリンクより必要事項をご記入の上、ご登録ください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4VUBPGDFQVW7klYwNHN2sA
■ 寺内信二氏プロフィール
1962 年 佐賀県有田町に生まれる
1985 年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業
1988 年(有)李荘窯業所入社 古伊万里の研究・再現に入る
2015 年 第 112 回九州山口陶磁展(現:有田国際陶磁展)第 1 位・経済産業大臣賞受賞 その後毎年入賞
李荘窯の4代目当主として、時代に左右されない美しいかたちを有田焼の伝統と品質で表現し続けながら、国内外のトップシェフとのコラボレーションを精力的に行っている。